運転中の眠気となる原因は?対策をしっかりして眠気を解消しよう!
居眠り運転による事故は、スピードが速いまま激突したり、人や建物に衝突するため、死亡事故につながる可能性も高くなるようです。
運転中に急に眠くなったり、頭がぼーっとする等、眠気に襲われたという経験がある人いらっしゃいませんか?
少しでもそのような経験がある方、まだそのような経験がない方でも運転中に襲う眠気の原因と眠気の対策法や解消をしらないままだと、あなたが加害者になってしまう可能性があります。
今回は、運転中に襲ってくる眠気の原因と対策、また眠気の解消法について取り上げてみたいと思います。
運転中の眠気の原因
1. 睡眠不足
眠気の原因として、まず頭に浮かぶのは、夜の『睡眠不足』です。
中には、長時間寝ているのに日中眠くなるという人もいるかもしれませんが、そういう人は、質の良い睡眠がとれてない可能性があります。
寝溜めをすると質の良い睡眠がとれないといわれていますので、そういう人も睡眠不足が眠気の原因となっているかもしれません。
2. 低血糖
誰でも食後に多少は眠くなることがありますが、毎回、食後には必ず、倒れるくらい眠くなる!という人は、『低血糖』の疑いがあります。
日頃、白米やパンなどの炭水化物を多く食べていて、食後、眠すぎて仕事や勉強が手につかないという場合は要注意です。
3. 妊娠
『妊娠』をしていると眠気に襲われることが多々あります。
妊婦であれば、急に眠気が襲ってくることはごく普通のことですので、特に心配はいらないと思います。
眠気が襲ってくることを自覚して、無理のない生活リズムを作っていくのがいいですね。
4. 病気
日中に襲う異常な眠気がある場合、何かしらの病気であることを疑ってもいいかもしれません。
ナルコレプシー、うつ病、自律神経失調症等の病状が異常な眠気の原因となっている可能性がありますので、医師にご相談されてみてください。
眠気対策と解消する方法
病状からくる異常な眠気以外は、眠気対策・解消をする方法がいくつかあります。
中には、妊娠されていても試せる対策がありますので、一つずつ解説していきます。
仮眠をする
眠気が襲ってきたら、とりあえず、15~30分ほど仮眠をしてみましょう。
あまり長く寝てしまうとかえって、頭がさえなかったりと逆効果なことがありますので、気を付けましょう。
また、短時間の仮眠前にカフェインを摂取すると寝起きに頭がさえるようです。
窓を開けて換気をする
二酸化炭素の濃度が高いと眠気が誘発されると科学的にも証明されています。
車内に限らず、眠気覚ましに換気をするということは、気分転換にもなっていいかもしれません。
体を冷やす
冬であれば、窓を開けて車内温度を下げてみたり、夏であれば、クーラーなどで温度を下げてみてもいいでしょう。
また、冷たい水で手や顔を洗うと交感神経が刺激され、目が覚めてきますので、こちらも試してみる価値があるでしょう。
カフェインを摂取する
最近は、眠気覚ましのためのカフェイン入りガムなどが売っていますよね。
カフェインやガムなどで顎を動かすことで眠気覚ましになります。
また、コンビニ等で売っている眠気覚ましのドリンクやタブレット型のカフェイン剤も効果が高いようです。
ちなみにタブレット型のカフェイン剤は、1錠につきコーヒー一杯分のカフェインが含まれており、口の中で溶かして飲めるタイプもあるとのことなので、長距離ドライバーの中でも人気だとか!
ガジェットを利用
最近では、「居眠り防止アラーム」もよく使われているようです。
中でも耳にかけるタイプの補聴器型は、頭が一定以上前方に傾いたり、ガクッという頭の動きを感知すると内臓の角度センサーが作動し、振動又は、アラーム音で起こしてくれます。
ネットショップでも1000円程度で購入できるようです。
ブルーライトを味方に!
スマートフォンやタブレットをずっとしていると、ブルーライトによって眠れない!という経験をされた方もいるかもしれませんが、ブルーライトには、メラトニンという眠くなるホルモンを抑制する効果があるといいます。
スマートフォンやタブレットに限らず、蛍光灯にも同様の効果があるので、眠気を感じたら、光の効果で目をシャキッとさせてみるというのも一つの方法です。
人と話す・歌う
人と話したり、一人であれば、大きな声で歌を歌うことで眠気が覚めることがあります。
音楽を聴いて気分を上げるという方法もありますね。
まとめ
どんなに注意をしていても、睡魔には勝てないことがあります。
そんな時は、仮眠をするほおが手っ取り早く良いのですが、場合によっては、仮眠をとっている余裕なんてない!ということもあります。
そんな場合は、自分に合った眠気対策を知っておくと安心です。
今では、長距離運転ドライバーもよく使っているというカフェイン剤もコンビニなどで手に入りますし、眠気防止のアラームも販売されています。
また、「ブルーライトを浴びると寝れなくなる!」という原理を利用して目を覚まさせるという方法もあります。