クレジットカードを紛失!警察に連絡した方がいい?
先日、イオンでレジに並んでいるとクレジット機能付きWAONカードを支払機に置き忘れた方がいて、それに気づいた筆者が無事に持ち主さんに手渡しほっとしたという経験をしました。
支払時に子供が騒ぎ出したり、急いでいたりすると、このようなうっかりというミスは誰にでも起こりうることですよね。
とはいえ、クレジットカードを紛失してしまうと不正に使用されたり、悪用されたりされないか、とても不安になります。
このような場合は、警察やカード会社がどこまで対応してくれるかも分かりませんよね。
では、もしクレジットカードを紛失してしまった場合、どんな手順を踏んだらよいのでしょうか?
カード番号が分からなくてもカード会社に連絡できる?
クレジットカードの紛失は、警察に連絡するべきなのか?
今回は、そんなクレジットカードが紛失してパニックになる前に知っておくと有利な情報をお伝えします!
まずは、カード会社へ!
クレジットカードの紛失に気づいたら、まずは急いでカード会社の紛失・盗難専用ダイアルに電話をしましょう。
カード番号が分からなくても、カード保持者の名前、住所、生年月日等の個人情報の他、最後にクレジットカードを利用した日時や金額などをオペレーターに伝えれば、取り急ぎ、カードの停止が行われるようです。
また、新しい番号でのクレジットカードが再発行され、2~3週間ほどで届くことが多いようです。
取り急ぎ、カード会社とのやり取りでは、紛失してしまったカードの停止と再発行の申請までとなり、次は警察へ行くように言われます。
警察へ紛失届提出
基本的にクレジットカードが不正に使用されたり、悪用された分は「補償」という形でカード保持者は守られるはずですが、実は、警察へ紛失届を届け出しないとこの「補償」がなくなってしまうそうです。
また、警察へ紛失届を出していても裏面に自筆署名がないと、紛失や盗難で不正利用されても保証がないといいます。
もし、今持っているクレジットカードに署名をされてない方がいれば、まさに今、署名をされることをお勧めします。
一般的には、紛失届は警察署へ出向くというイメージがありますが、最近では、都道府県ごとの警察署のホームページから電子申請にて紛失届(遺失届)の届け出ができるようです。
申請後、実際に警察署から電話がかかってくることもあるので、届け出に入力する電話番号は携帯電話など、すぐに出られる電話番号にしておくといいですね。
再発行される新しいカード
紛失などをしてカードを停止すると新しいカードが再発行されます。
ここで注意するべきことは、紛失してしまったカードの番号とは違う番号のカードが発行される点です。
オンラインショッピングや公共料金等の支払いに利用していて、既にカード情報を登録している場合は、新しいカードが届いてから登録情報を変更する必要があります。
カード発行会社にカードの利用停止を申し出た時点で、そのクレジットカードは機能しません。
新しいカードが届くまでの間、別のクレジットカード情報を登録するか、もし代わりになるクレジットカードがなければ、支払い先の各事業者に連絡をし、事情を説明しておくと支払いに間に合うかなどの心配も軽減されるでしょう。
カードのトラブルや不正利用されないための事前対策
クレジットカードとはいえども、それぞれのカードによって保証額というのは異なりますし、本当に保障してくれるのか不安になってしまいますよね。
またキャッシング利用もできてしまうようなクレジットカードであれば、なおさらです。
もし、キャッシングを使用しないクレジットカードであれば、キャッシング利用0円にしておく方が安心かもしれません。
また、万が一クレジットカードを紛失等したらのことを考え、前もってクレジットカード発行会社の連絡先をどこかに控えておくとよいでしょう。
クレジットカードの裏面をよく見たことありますか?
実は、カードの裏面には、問い合わせ窓口となる電話番号が記載されています。
その電話番号さえ控えていれば、紛失してしまってから、慌ててインターネット等で検索する手間がありません。
また、最近では、QRコードが記載されているものが多いので、QRコードを読み取り、スマートフォンの電話帳に登録しておくというのも安心です。
なお、スマートフォンケースにクレジットカードなどを収納している場合は、うっかりスマートフォンと一緒に紛失してしまうということもあるかもしれません。
そういう場合は、手帳などから確認できるようにしておくのがベストですね!
更に上記でも少し触れましたが、クレジットカードの裏面には、必ずサインをしておくことが重要です。
この署名欄にサインがないと、紛失・盗難による保証は一切受けられません。
クレジットカードが手元に届いたら、まずはサインをしましょう!
既に使用しているクレジットカードで裏面にサインがないものはありませんか?
今一度確認し、サインがないものは必ずサインをしておきましょう。
まとめ
クレジットカードを紛失してしまったら、まずは、カード会社に電話をし、カード停止とカードの再発行をしてもらいましょう。
次に警察署へ紛失届(遺失届)を届出ますが、万が一不正利用や悪用された場合、カードの裏面に自筆署名がないと補償対象でなくなってしまうことを覚えておきましょう。
また、カードの裏面に署名があったとしても、警察署に紛失届をされてない場合も同様、カード会社からの補償はありません。
まだカード裏面に自筆署名がない方は、保持しているカードすべてに署名することをお勧めします。
もちろん、失くしたくて失くしてしまったわけではないですが、万が一のことを考え、対策をしておくことが重要です。