あがり症でも面接で短所をうまくアピールする方法を教えます!
就職活動や転職活動をはじめ、ついに面接!というところまでは、ぐいぐいいけるのですが、いざ、面接となると緊張しますよね。
あがり症で、面接に行くといつも頭が真っ白になったり、ブルブル震えてしまうって方、実は多いです!
面接に備え、志望動機は勿論、長所や短所をどういうか考えなければいけませんが、このあがり症という短所って一体どのようにうまくアピールしたらいいのでしょうか?
「私はあがり症で、人前で話すのが苦手です。できれば、人前で話すような仕事はしたくないです。」なんてストレートに言ってしまったら、何のアピールにもなりませんし、むしろ、ちょっとネガティブな印象になってしまいますよね。
今回は、そんなあがり症でも面接で短所をうまくアピールする方法を教えます!
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短所をうまくアピールする方法
面接と言えば、自己紹介、志望動機に続き「長所と短所」を聞かれることが多いです。
長所であれば、胸を張って言えることはあっても、短所となると、どう説明していいのか迷いますよね。
そんなときに「なぜ短所が聞かれるのか?」という3つの点を抑えておくと、より的確な回答ができるようになります。
自己認識力を試したい
はっきり言って短所のない人間はいません。
短所を認識できている人は、短所を克服するのもはやいといいます。
面接官がみたいのは、この人は自分の短所を認識し、対策をする姿勢があるかです。
短所をつまり、「自己認識力」を確かめたいのです。
短所に対する努力
短所は誰にでもあるとはいえ、放っておくべきでないと考えます。
そこで、面接官が知りたいのは、短所によるマイナスをどのような対策、工夫、又は努力で防ごうとしているかです。
どのような仕事であっても、短所の対策ができる人は、そうでない人に比べ成果をあげられることでしょう。
つまり、自分の短所をカバーするための努力をしているかを確認したいのです。
誠実さをみたい
自分の短所を認められる人は、謙虚な人と言えます。謙虚な人は、人に注意されても反省もしない傲慢な人に比べ誠実です。
また、会社側としても自分の至らなさを認め、成長につなげていこうという性質の人材は優良と考えます。
つまり、「この人と一緒に働けるか」という「人柄」をみているのです。
「あがり症」という短所をうまくアピールする方法
短所を「私はあがり症で、人前で話すのが苦手です」と答えるとします。
この次に大切なのが、苦手な人前で話すということをしなくてはいけない時にどう対処するかです。
「人前で発表するのは得意ではありませんが、失敗やミスがないように毎回万全の準備を心掛け、本番に臨んでいます」等と付け加えるとどう対処しているかがよくわかります。
また、実際にどのように万全な準備をしているのか付け加えるとより印象強くなります。
「例えば、友達に聞き手になってもらい、原稿がなくてもすらすら話せるまで練習をしたりしています」と説明するだけで、自分の短所をいかにカバーしようとしているかという姿勢がみられます。
そして、あがり症だからこそ、努力していることや心がけていることを強くアピールし、むしろ、短所によって成功した話などにつなげてもいいかもしれませんね。
「あがり症なので、練習は人の3倍心掛けています。本番では、手が震えることがあっても、今まで大きな失敗をしたことはありません」等と表現を工夫し、立派なアピールポイントに変えましょう!
あがり症でも面接をいい運びにさせる方法
「あがり症」という短所を長所としてアピールできるような内容がまとまったら、あとは、面接本番で緊張しすぎないようにするだけです。
あまりにもガチガチになってしまうと、相手にも緊張度が伝わってしまいます。
また、緊張しすぎて、折角用意した面接で聞かれそうな質問の回答もぎこちなくなってしまいますよね。
そこで、あがり症でも面接で緊張しすぎないためのポイントをご紹介します。
印象は「最初の7秒」で決まる!
ハキハキとした話し方!
分からないことは「分かりかねます」と!
印象は「最初の7秒」で決まる!
初対面で相手に与える印象の55%が見た目、表情、仕草等の『視覚情報』と言われています。
また、38%が声の質、大きさ、早さ、口調などの『聴覚情報』、そして、7%が話した内容、言葉の意味等の『言語情報』だそうです。
つまり、人の印象というのは最初の7秒で決まってしまうといわれているので、見た目の印象、つまり「外見」と「基本マナー」をきちんとしておきましょう。
それだけでも55%はクリアできます。
ちなみに見た目の印象は、「服装」「姿勢」「お辞儀」「笑顔」だそうです。
ちょっとした心がけで、どれもできるはずです!
ハキハキとした話し方
例えば、マイカー等の大きな買い物をしにショールームへ行くとします。
ハキハキと話している営業マンとボソボソと小声で話している営業マンがいるとします。
はたして、どちらの営業マンと話したいですか?
質問があれば、どちらの営業マンに聞きますか?
やはり自信をもっていい車を紹介してくれるハキハキとした営業マンのほうが印象がいいですよね。
あがり症の多くの方は、どうしても声が小さくなりがちです。
口を開け、お腹からはっきりと声を出すことで、ハキハキと話すことが出来るので、この点を気を付けてみるといいでしょう。
また、あがらずにハキハキと話すための発声トレーイングというものがあります。
・あめんぼ 赤いな アイウエオ 浮き藻(も)に 子エビも 泳いでる
・柿の木 栗の木 カキクケコ きつつき こつこつ 枯れけやき
「母音」を意識して正しく発音することを心掛け、慣れて来たらテンポよくスピードを上げて発声してみましょう。
分からないことは「分かりかねます」と!
面接では、しっかりと受けごたえをしないとという気持ちが先走ってしまい、知らないことも「知ったかぶり」をしてしったことはないでしょうか?
面接官は、プロなので、その場しのぎで答えたことを即座に見抜くでしょう。
分からない、知らないことは、「申し訳ございません、分かりかねます」等といってもOKです。
決して知ったかぶりをしないということが大切です。
あがり症だと、どうしても「自分自身」に意識が向いてしまいがちですが、自分の実力以上によく見せようというような気持ちは、逆効果になります。
相手の話をよく聞いて、誠心誠意で答えるといいですね。
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タグ:あがり症、面接、短所