かさぶたの跡が白くて消えないのはなぜ?

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そういえば幼い頃にケガをして、かさぶたになったところが白く傷跡として残っていることに気付いたのですが、皆さんもそのような古傷はありますか?
幼い頃の記憶であれば、かさぶたになった途端、ケガも治り始めたという安心感から、ケガをしたことですら忘れてしまったというケースも少なくないかもしれません。
しかし、ケガの場所によっては、跡が消えないと気になったりしますよね。
今回は、ケガをしてかさぶたの跡が白くて消えない原因と古傷を目立たなくする方法について調べてみました。

皮膚の構造

皮膚は、一番外側から『表皮』、『真皮』、そして『皮膚組織』という3層から成り立っています。
実は、幼い頃に出来た傷が今でも残っているというのは、その時の傷が『真皮』まで負っていることが原因と言えます。
もちろん、『ターンオーバー』といって皮膚の生え変わりはされますが、層によって周期が異なります。
例えば、表皮のターンオーバーが4週間周囲とされている一方、真皮は2~6年程かかるため、ケガを治すには結構な時間がかかってしまうのです。
そして、真皮に負った傷というのは、肉芽組織と言われるたんぱく質の塊で傷を塞ごうとします。
これには色素や毛穴が存在せず、色も白い色をしています。
つまり、傷跡が白いというのは、この肉芽組織が白い色をしていて、傷を塞ぐために発生した為なのです。
ちなみに蚊に刺されたところを何度も掻きむしると傷が深くなり、傷跡が白くなりやすくなるといいます。
夏場に向けて、蚊に刺される機会も増える事も多いでしょう。
無意識に掻きむしらないよう注意が必要ですね。

傷の修復プロセス

一般的に浅い傷は跡が残らず修復されることが多いのですが、深い傷はどうしても跡が残りやすくなります。
それでは、できた傷を修復させる4つのプロセスを見ていきましょう。

出血凝固期

怪我等で皮膚と血管が破れ、出血すると、体は出血を止めることを最優先にします。
血管に流れる血小板が活性化することで凝固作用のある物質を出し、破れた血管を塞ぎます。
空気に触れた血液などは、乾燥して傷口の表面を『かさぶた』として塞ぎます。

炎症機

傷ができたことにより死んだ組織や侵入してきた細菌を除去するために幹部に白血球が集まります。
この時、患部周辺は、発熱の他、腫れや炎症反応が見られるといいます。

増殖期

「マクロファージ」という白血球の一部の活動が「線維芽細胞」を呼び起こし、コラーゲンを作り出します。
その部分に新しく毛細血管ができ、栄養が運ばれるようになります。
そして、傷により失われた部分を埋めるかのように線維芽細胞、コラーゲン更には毛細血管が集まり「肉芽組織」が整形されます。
この肉芽組織がしっかりしていると、これを土台に表皮が再生され、肉芽組織は「瘢痕組織」と変わります。

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成熟期

表皮の下では、組織の新陳代謝が進み、傷跡が目立たなくなっていきます。
また、期間的には6ヶ月ほど要するようです。

自分で古傷を目立たなくする方法

さて、過去の傷跡がなぜ白っぽくなるのかお分かりいただけたと思いますが、結果的に白くなってしまった傷跡は目立たなくなるのでしょうか?
自分で治療するには限度がありますが、『保湿』、『紫外線対策』、そして『血行促進』等が重要と言われています。
また、午後10時から午前2時の間の『肌のゴールデンタイム』は睡眠をし、毎日ビタミンを摂取する等、食事面に気を付けると良いそうです。
更には、『塗り薬』も効果的のようです。
中でもAPPS配合の美容液等は、1日1回肌に浸透させてあげることで、傷跡を修復してくれるといいます。
また、『アットノン』と言われるヘパリン類似物質が配合されている塗り薬は、傷跡の奥にある皮膚組織の再生を促すほか、保湿や血行促進にも繋がるのでお勧めです。
その他、『ピーリング』と言われる角質を落とし、肌の再生を促す方法も自分でできる治療法の一つです。
ピーリングと聞くと少し専門的のような感じがしますが、市販のクリームやジェルタイプのピーリング剤や炭酸パックを利用してみましょう。
ただ、ピーリングは比較的肌への刺激は強いため、1週間に1回を目安にするよう注意しましょう。

病院などで古傷を目立たなくする方法

一般的に古傷を目立たなくするには、『レーザー治療』をすることが多いです。
レーザー治療であれば、治療時間は短く、痛みがないケースも多く、傷跡はほとんど目立たなくなるため、メリットは多いでしょう。
ただ、個人差はあるので、レーザー治療を受けるにおいてのデメリットを理解しながら、医師に相談をしてみましょう。
ちなみにレーザー治療のデメリットとしては、治療は1回では終わらず、何回か受ける必要があり、アフターケアも比較的長いといえます。
また、こちらも個人差がありますが、1回目のレーザーでは傷跡が消えないこともあるようです。
そしてレーザー治療というのは、保険適用外の治療とされているため、治療費は高くなりがちです。
レーザー治療が効果的なのか、また費用や治療にかかる時間などを理解した上で、自分に合った病院やクリニックを選びましょう。

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